「今日はもう何もできなかった」と感じる夜に起きていること
夜に自己評価が下がるのは、意志の弱さではありません
夜になると一日を振り返って、「今日は何もできなかったな…」と感じてしまうことがあります。朝から動きまわって、人と話したりあれこれ考え、上司やお客様に気を遣い頑張って一日を過ごしてきたはずなのに。
夜になるとできなかったことばかりが浮かび、自分の評価が急に下がってしまう。でもその感覚は
あなたの本質を正確に表しているわけではなく、夜特有の感じ方によるものかもしれません。
夜は「判断する力」が自然と下がる時間帯です
私たちの脳には物事を整理して判断し、「ここまでやれた!」と評価する働きがあります。この働きは
一日中ずっと同じ強さで保たれているわけではありません。夜になると疲労が重なり、判断を担う力は少しずつ低下していくのです。
すると全体を見渡して評価することが難しくなり、細かい不足や抜けだけが目につきやすくなります。「できたこと」よりも「できなかったこと」が強調されて、なんとなく気分が落ち込んでしまう。
それは夜の脳の状態としてとても自然なことです。
疲れていると、実際以上に「何もできなかった」と感じやすい
身体や頭が疲れているとき、私たちは一日の出来事を正確に思い出すことが難しくなります。その結果行動の量や中身を、実際よりも少なく見積もってしまうことがあるのです。
出来たこともたくさんあったはずなのに、できなかったことばかりが頭に浮かんで、「今日は何もできなかった」という感覚として受け取ってしまいます。
でもそれは行動がなかったのではなく、疲労によって認識が歪んでいる状態とも言えます。夜に感じる自己評価は事実というより、その時間帯の歪んだフィルターを通した感覚です。
夜に大きな決断や自己評価をしなくていい理由
夜は未来のことや自分の価値について深く考えたくなる時間でもあります。でも実は夜は意思決定に向いていない時間帯です。夜は選択肢を広く見たりバランスよく判断したりする力が下がっているからです。
その状態で出した「私はダメだ」「今日は失敗だった」という結論は、翌朝には違って見えることも少なくありません。夜に出た評価は、一時的なものとして保留にしておいても大丈夫です。
夜の評価は「仮のもの」でいい
「今日はもう何もできなかった」そう感じる夜があっても、それは一日の真実の姿ではありません。夜は評価する時間ではなく、頑張った一日を終わらせる時間です。
無理に結論を出さなくていい。
出来なかったことを反省しなくていい。
明日の自分に判断を預けていい。
この記事も途中で閉じて大丈夫です。今は自分を正しく見る必要はありません。夜に下がる自己評価は、あなたの価値ではなく時間帯の影響です。
今日はここまででもう十分です。

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